コード3966
授業科目情報科教育の研究
担当者長谷川元洋
開設学部学科共通
科目区分 教職科目
開講クラス大2(除子)
開講期  通年
単位数  
履修上の条件「情報」教免取得希望者。「情報教育論」も平行して受講することを強く推奨する。
履修者数上限なし
授業の目的およびねらい
高校 普通教科「情報」を教えることができる授業技術の養成と教育法を学ぶ。
実践的な模擬授業演習の中で学ぶ形をとり、教育実習に行った際に困らない力を身につける。
授業の概要
テキストにそって、持ち回りで授業を演習しながらすすめる。
毎回の授業の形態は「前半:模擬授業」「後半:批評会」である。
*授業の考え方、設計についての講義を行う場面もある。
*教育実習における指導と同じ形態をとり、指導案の作成から、授業構成、授業の実施、反省までを全員行う。
授業計画
<前期>
第1回 「情報」の免許資格についての解説
    高校 専門科目「情報」と普通科目「情報」の学習内容の解説
    授業の進め方についての説明
第2回−第4回
    授業の設計、考え方について
第5回−第13回
    指定したテキストを用い、模擬授業を輪番形式で行う。
    当番の者は授業を実際に演習し、その後、批評会を行う。
<後期>
第14回−第26回
    情報Bを想定した授業演習
    (コンピュータの仕組みと理解(ディジタル回路、アルゴリズム等)
     モデル化とシミュレーション等)
*金城学院高校で教育実習を行っている4年生の授業参観を行う予定である。(時間が合わない場合は取りやめる)
*テレビ会議システムを使って、実際に小学生、中学生、高校生に遠隔授業を行う場面を設定することがある。
評価方法
前期
模擬授業の授業案、授業の構成力(工夫する力も含める)、指導のために使用する資料、レポート授業中の発言、グループに対しての貢献度から評価。
後期
前期と同じ観点に加え、学習指導案全体案も評価の対象とする。なお、学習指導案全体案は合格が出るまで何度でも再提出を求める。
テキスト、教材、参考書等
(1)高等学校学習指導要領解説 情報編 平成12年3月 文部省 開隆堂出版社株式会社発行
(2)模擬授業等に使用するテキスト
 前期 『実践情報科教育法−「ものづくり」から学ぶ』 東京電機大学出版社
 後期 文部科学省検定教科書 「みんなの情報B] オーム社


【印刷原稿】 (JPEG) (PDF)